こんにちは、すん(@shunpostcom)です。
「私も!」と共感したときには”Me too.”と言うと簡単です。英語学習者なら早い段階で覚えるのではないでしょうか。
Me tooと言うとSNS用語の#MeTooが記憶に新しいですね。日常会話でよく使われている英語です。
実は”Me too.”ってカジュアルな場面で使われる答え方なんです。そのためビジネスシーンなどのフォーマルな場では適していません。ではフォーマルな場で「私もです。」と言うにはどうやって言うことができるのかシェアします。
Me too / Me neither
まずは”Me too.”と”Me neither.”の正しい使い方を覚えておきましょう。
Me too
Me tooは相手の言った肯定に同意するときに言います。短いので覚えやすくて使いやすいMe tooですが、陥りやすい間違った使い方があります。以下の例文を見てみましょう。
- I love cooking. (私は料理が好き。) 〇
- I love you. (私はあなたが好き。) ×
上記例文だと”Me too.”と答えられるのは1の方です。なぜ2には使えないのでしょうか。
Me tooを使えるのは相手の発言の対象の事物まで全てにマッチした時だけです。
“I love you.”では対象がyou、つまり言われた「自分」のことです。youをmeに変えて考えてみると分かりますが、”I love me.”と言っているのと同じになります(笑)「私も自分自身を愛している」ということになってしまいます。。(ジョークとしては使えますね!)
2への正しい答え方は”I love you too.”(私もあなたを愛している。)となります。
Me neither
“Me neither.”は否定に対して「私も」と同意するときに使います。
A : I've never been to China. (私は中国に行ったことが無い。)
B : Me neither. (私もだ。)
too / either
それでは”Me too.”以外の「私も!」の答え方を見ていきましょう。
too
相手の発言をそのままオウム返しして最後に”too”をつけて「私も~」と言うことができます。ただし、tooが使えるのは肯定の同意のみです。
A : I'm happy. (私は幸せだ。)
B : I'm happy too. (私も幸せ。)
A : I enjoyed the concert. (私はそのコンサートを楽しんだ。)
B : I enjoyed it too. (私もそれを楽しんだ。)
A : I can cook. (私は料理ができる。)
B : I can cook too. (私も料理ができる。)
主語を変えて、動詞は同じく「~もする」という言い方ができます。
A : Bob's father is a doctor. (ボブの父は医者だ。)
B : His son is a doctor too. (彼の息子も医者だ。)
A : John plays the guitar very well. (ジョンはギターが上手だ。)
B : His son plays it very well too. (彼の息子もそれが上手だ。)
主語を変えず、動詞を変えて他に「~もする」という言い方もできます。
A : Lindsey plays the guitar. (リンジーはギターを弾く。)
B : She composes music too. (彼女は作曲もする。)
either
eitherも文の最後につけて「私も~」と言えます。eitherは否定の同意に使うことができます。
A : I'm not happy. (私は幸せじゃない。)
B : I'm not happy either. (私も幸せじゃない。)
A : I didn't enjoy the concert. (私はそのコンサートを楽しめなかった。)
B : I didn't enjoy the concert either. (私もそのコンサートを楽しめなかった。)
A : I can't cook. (私は料理ができない。)
B : I can't cook either. (私も料理ができない。)
主語を変えて、動詞は同じく「~も…じゃない、しない」と言うことができます。
A : Mike isn't a teacher. (マイクは先生ではない。)
B : Ken isn't a teacher either. (ケンも先生ではない。)
A :Paul doesn't have a car. (ポールは車を持っていない。)
B : Susan doesn't have a car either. (スーザンも車を持っていない。)
主語を変えず、動詞を変えて他に「~も…じゃない、しない」と言うこともできます。
A : Carl doesn't watch TV. (カールはテレビを見ない。)
B : He doesn't read newspapers either. (彼は新聞も読まない。)
So do I / Neither do I
そしてこれぞ「私もです。」と答えるのに適切なのが、”So do I.”、”Neither do I.”という言い方です。
So do I
相手が発言した肯定文への同調を言うときには”So — I.”と答えます。”—“の箇所は相手の発言した動詞によって変化します。次の例文で確認しましょう。
A : I love potato chips. (私はポテチが好きだ。)
B : So do I. (私もだ。)
この場合、動詞はloveを使っているため、doを使って”So do I.”と答えます。
ではbe動詞を使った例も見てみましょう。
A : I am a potato chips lover. (私はポテチ愛好家だ。)
B : So am I. (私もだ。)
この例文では先の発言ではbe動詞のamと言っているので、答えるときはamを使って、”So am I.”と答えます。
答え方のパターンは以下の通りです。 必ず相手の発言と同じ動詞(もしくは助動詞)および時制で答えることです!
A | B |
I am a student at university. | So am I. |
I was a student at the university. | So was I. |
I go to the gym every day. | So do I. |
I went to the gym yesterday. | So did I. |
I can play the guitar. | So can I. |
I could see Johnny Depp. | So could I. |
I have been to Mexico. | So have I. |
I had seen Harry Potter. | So had I. |
I will go to the station. | So will I. |
I would go to the police station. | So would I. |
I should do exercise every day. | So should I. |
Neither do I
“Neither do I”は相手の否定に対して「私も」と言いたいときに使います。
A : I don't like reading. (私は読書が嫌いだ、)
B : Neither do I. (私もだ。)
この例では動詞がdon’t likeなので同じくdoを使って答えます。
答え方のパターンは以下の通りです。とにかく相手が使った動詞(もしくは助動詞)をそのまま使って答えるというのが鉄則です!
A | B |
I am not a teacher at the university. | Neither am I. |
I wasn’t a teacher at the university. | Neither was I. |
I don’t go to the gym every day. | Neither do I. |
I didn’t go to the gym yesterday. | Neither did I. |
I can’t play the piano. | Neither can I. |
I couldn’t see Brad Pitt. | Neither could I. |
I haven’t been to Mexico. | Neither have I. |
I hadn’t seen Harry Potter. | Neither had I. |
I won’t go to the station. | Neither will I. |
I wouldn’t go to the police station. | Neither would I. |
I shouldn’t eat junk food a lot. | Neither should I. |
まとめ
肯定の同意 | 否定の同意 | ||
カジュアル | Me too. | Me neither. | |
↑ ↓ | too | either | 文の最後につける |
フォーマル | So 〇〇 I. | Neither 〇〇 I | 〇〇には相手の発言と同じ動詞(、助動詞)を使う |
以上、”Me too.”以外の「私も!」という方法でした。
Me too.は使い易くていいですが、So — I.を覚えたので相手の動詞に意識を向けて、こっちも使えるようにすると表現豊かになりますよ!
ここまで読んでくださりありがとうございました。