こんにちは、すん(@shunpostcom)です。
3月17日はSt Patrick’s Day(聖パトリックの日)です。
どんな日なのか気になったので何なのか調べました。そしてちょっとだけ街の様子を見てきたのでシェアします。
St Patrick’s Day(セント・パトリックス・デイ)の由来
パトリック(パトリキウス)という聖人の命日であることからその名前が付きました。イギリスはウェールズ出身の彼はアイルランドにカトリック系キリスト教を広めました。その功績を祝うお祭りが各地で開かれます。
Green Dayと言えば…
緑色の服を着た人々で街一体が緑色になることからGreen Dayとも言われているSt Patrick’s Dayですが、Green Dayってどこかで聞いたことがありますね…みどりの日!
でもまだ日本はまだみどりの日ではない、、ええ、みどりの日はSt Patrick’s Dayとは別物です(笑) みどりの日は日本の祝日です。
「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから『緑』にちなんだ名がふさわしい」という主旨の意見が多数を占めたからであるとされている。
みどりの日 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そしてもう一つ忘れてはならないのがアメリカのパンクロックバンドGreen Dayですが、こちらも由来は異なります。
「初めてドラッグをやった日」を歌った曲、「グリーン・デイ」から。ちなみに、バークレーのスラングで「親元から離れ独り立ちする日」と言う意味もある
グリーン・デイ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カナダでもSt Patrick’s Dayを祝うワケ
カナダにはアイルランドからの移民が多くいるんです。
というわけでアイルランドの移住者たちはカナダでもSt Patrick’s Day をお祝いします。人々はみんな緑色の装飾品を身に着けて大規模なパレードをして St Patrick’s Dayを楽しみます。
緑色はアイルランドのシンボルカラーなのです。アイルランドは自然豊かな島国で緑が豊富なので緑色がシンボルカラーになったそうです。
そしてシャムロックと呼ばれる三つ葉のクローバーは縁起物として親しまれており、理由は聖パトリックがシャムロックを使って父なる神、子のキリスト、聖霊の三位一体を表していると説明に使ったことから。
St Patrick’s DayはReligious Celebration (祭礼日)であり、残念ながらPublic Holiday(公休)ではないので休日ではありません。
アイリッシュパブで盛り上がろう!
トロントにはいくつかアイリッシュパブがあります。 St Patrick’s Dayには多くのアイルランド人移民が集い、この日限定のGreen Beer(グリーン・ビール)を楽しみます。見た目はメロンソーダですが、着色されているだけで味はビールです!(笑)メロンソーダって日本だけなんですかね?カナダで見かけたことがありません。
アイルランドにはパブ、カフェがたくさんあるそうです。アイルランド人にとってはなくてはならない社交の場となっています。
日本でも人気の黒ビール、ギネスビールはアイルランド発祥です。
アイルランドではじゃがいもが主食なのでじゃがいもを使ったおつまみが必ずあります。特にFish and Chips(白身フライとフレンチフライ)は長年愛されているメニューです。イギリスによって長年支配されていたため、文化が似ていますね。
アイルランドでは19世紀にじゃがいもの疫病によりじゃがいも飢饉が起きました。これによりアイルランド人は他国への移民を余儀なくされることになりました。移民先にカナダが選ばれたのはカナダもまたイギリスの植民地だったこともあります。
アイルランド人にとってじゃがいもとはソウルフードであり、歴史的にみてもとーっても重要なんです。
ここはトロントのダウンタウンエリアにある有名なアイリッシュパブの1つ、IRISH EMBASSY PUB & GRILLです。分かってはいましたが行列ができていました。。残念ながら入店を諦めてしまったのでお店の中には入っていませんが、雰囲気の良いカッコいいパブでした!
IRISH EMBASSY PUB & GRILL
49 Yonge St, Toronto, ON M5E 1J1
日月 11:30am-12:00am、火水 11:30am-1:00am、木金土 11:30am-2:00am
並んでいる人たちはみんな緑色のファッションをしていました。St Patrick’s Dayが近づくと、カナダの100円ショップ的存在ダララマなどで緑色のグッズが販売されるので、ダララマで安く入手できますよ。
実はコーヒーもおいしい
ギネスビール、アイリッシュウイスキーとお酒が有名なアイルランドですが、実はおいしいコーヒーもあるんです。お酒が飲めない方でもコーヒーなら楽しめることでしょう!アイリッシュパブには大抵アイルランドのコーヒーもあります。
ちなみに「アイリッシュ・コーヒー」と言うとウィスキーベースの同名のカクテルがあるのでお店で頼む場合は気を付けてくださいね(笑)
以上、St Patrick’s Dayの様子でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。