トロントのダウンタウンにあるAGO(Art Gallery of Ontario・オンタリオ美術館、エージーオー)でスニーカーを使った豪快なアートを作るアーティスト、Brian Jungen氏の展示を見に行ってきました。
Brian Jungen氏のアートについては以前Instagramで見て知り、幸運にも今いるトロントで展示をやっていたので見に行ってきました。
(残念ながら、この展示は期間限定で既に終了しています。2019.6.20~2019.8.25の開催でした)
写真撮影OKだったのでたくさん写真を撮ってきましたのでシェアします。
AGOへのアクセス
St Patrick駅から歩いてすぐのところにあります。
営業時間は曜日によって異なりますので注意してください。
月曜が定休日であとは10時半~17時まで、水曜&金曜は21時まで営業しています。祝日や州の休日のときは時間が変更になる場合があるので行く前にウェブサイトで確認していきましょう。
入館料は大人25ドルです。あと10ドル出して35ドル払うと年間パスにグレードアップします。
AGOに無料で入れる条件
AGOに無料で入館できる条件があるんです。
誰でも25歳以下の方は無料です。もう一度言います。誰でも25歳以下の方は無料です。なんてうらやましいの…年齢を確認できるもの、パスポートやオンタリオフォトカードなどを必ず持って行ってください。
26歳以上の方、まだあきらめないでください、なんと水曜日6時以降は入場無料になります!!
閉館が9時なので3時間だけ無料開放されます。最&高!!
実際私もこれで入りました。ちょっと並んだので5時半ころにいって待つと早く入れるかも。
入館したらすぐ右側のクロークに行くように指示されました。バッグを持っている人はクロークに預けなければいけません。
こちらはエントランスホールです。AGOはとっても広いので迷ってしまいます。。地図を確認しつつBrian Jungen氏の展示のもとへ向かいます。
Brian Jungen Friendship Centre
早速2階へ駆けのぼります。するとありましたBrian Jungen Friendship Center!!!!
まず展示コーナー入り口で私を迎えてくれたのがこのチャリオット。近くで見ると野球のグローブですべて出来ていました。
その向かいにあったのは頭蓋骨のような作品でした。野球の球のレザーのようなもので作られていました。
展示コーナーの一番広い部屋がこちらです。バスケットボールのコートのようになっていて、そこに様々な奇妙な作品が置かれていました。
中央に置かれていた円形のディスプレイにはエアジョーダン(以下AJ)を使って作られたお面のようなものが展示されていました。
AJのパーツを顔のように見立てて縫い合わせていて面白いですね。髪の毛も付けられているのがより一層不気味さを増しています。
後はもう何なのかわからない形をしたものでした。同じAJを何層も積み重ねて作られていました。
別のコーナーに行ってみると薄暗くなっていて大きなスクリーンが3つありました。その奥にはNikeの箱のようなものがたくさん見えます。
スクリーンには作成している過程や古いAJの写真などが流れていました。ハサミを使ってAJをチョキチョキ真っ二つにしている動画が流れたり、AJファンにはショッキングな映像ですね。
作品のために使われたであろう大量のAJの箱が置かれていました。ほとんどがAJでエアマックスやランニングシューズ系のNikeのシューズは無かったです。AJを材料にして作ることにこだわりがあるのでしょうか。Nikeの中ではAJシリーズはどれも人気で値段も高いイメージがあるので、こうして思いっきり切り裂いて別の形に変わっていくのを見ると爽快感すら感じました。
「Brian Jungen アート」とかいろいろ検索してみましたが日本語のページが見つかりませんでした。まだ日本では有名じゃないのかも?!
とても珍しいものが見られて感動です。(しかも無料だった!)
売店で雑貨や書籍、アクセサリーなどを購入できます。
Brian Jungenのものではノースリーブシャツがありました。
美術館の売店に置いてあったこのThe Ultimate Sneaker Book、ずっしりと重いハードカバーのスニーカー図鑑なのですが、スニーカーファンには超絶オススメ本です。Nike以外のブランド(AdidasやNewBalanceなどなど)も掲載されていてスニーカーの全体の歴史を網羅するのにも飾っておくのにも最適なスニーカー図鑑です。
オンタリオ美術館にはこのほかにも様々な種類のアートが展示されています。トロントにいる間にぜひ見ておくべき場所ですよ!
ここまで読んでくださりありがとうございました。