[帰国]第参話 蒲田へ直進行の巻(自己隔離生活編)

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こんにちは、すんです。

前回の続きでコロナ帰国シリーズ最後です。
この記事では5月初めころ羽田空港から出て蒲田で2週間自己隔離生活をした記録です。

コロナ帰国回は長いので3記事に分けてます。

第壱話 コロナ、襲来 (トロント脱出編)
第弐話 すん日本に立つ (日本帰国編)
第参話 蒲田へ直進行の巻 (自己隔離生活編)←当記事はこれ

蒲田へ直進行の巻

午前9時、羽田空港から帰国者専用の送迎バスに乗り、蒲田駅東口まで来た。
私がとったホテルは厚生労働省からもらったホテルのリストにあるところで、場所は西蒲田にあった。蒲田駅は東口と西口で行き来しづらいため、送迎バスは東口駅前までだった。。

JR蒲田駅東口前、送迎バスではここで降ろしてもらえた

コロナ渦の中の蒲田は前とは違っていた。いつもは人でにぎわうアーケード街やバーボンロードだが人が少なくて静か。

サンライズ通り

さて疲れたのでまっすぐホテルに向かいたいところだったがこの時の私の状態は

・手持ち荷物が大型スーツケース2つ、大型バックパック、大型トートバッグ…
・日本の電話番号のSIMカードがない

ホテルのチェックインは15時だったので時間つぶしもかねてこの日はまずこれらを解決することにした。

蒲田はどんなまち?
東京都大田区蒲田は羽田空港から京急線でおよそ20分ほどで着く大田区の中心で繁華街です。蒲田には3つの蒲田駅があります。JR京浜東北線、東急池上線/多摩川線、京急空港線です。JRと東急は隣接しており乗り換えしやすいですが、京急はそこから徒歩10分ほどの位置にあります。東口と西口どっちだっけとなるので、私はドンキがある方が西口とか、京急蒲田駅行ける方が東口と覚えてます。
映画シンゴジラで最初にゴジラが現れた場所で話題になりました。私の蒲田のイメージは「安くてうまい飲み屋が多い」です(笑) 東京は大都会ですが私のような田舎者でもどこか親しみやすさを感じる蒲田です。

帰国者 自己隔離生活のルール

帰国者には2週間の自己隔離生活が強制される。これは国からの協力依頼ではなく強制ということだった。これを守らなければ法的措置。(ちょっとでいいから宿泊費負担してくれよな…

そもそも自己隔離ってなんだよ、と思ったのだがざっくり以下を守るということだった。

・自己隔離場所に2週間滞在しなければならない
・自己隔離場所は検疫所長が認めた場所のみ
・公共交通機関は一切使用できない

せっかく久しぶりの東京でいろいろ回りたいのに公共交通機関が使えないとは…

郵便局からスーツケース発送

まず手持ちのスーツケース2つが行動するのに邪魔なので郵便局で発送した。
蒲田駅から近い郵便局は蒲田駅前郵便局。名前は駅前としているが駅から歩いて5分ほどかかる。

郵便局が出している「ゆうパックスマホ割」というスマホアプリを使うと送料が少し安くできた。宛名書きはアプリ内でするので伝票を書く必要もなく楽だった。

ゆうパックスマホ割

ゆうパックスマホ割

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蒲田駅周辺のコインロッカーを探す

・JR蒲田駅内 西口エスカレーターを上って右側通路沿い
私はJR蒲田駅内にあるコインロッカーにバックパックを預けた。西口のエスカレーターを上って右にある通り沿いにある。一番大きいロッカーは大型スーツケースでも収納できる。

・JR蒲田駅西口 東急(地上)東急プラザ、セブンイレブンの隣

・JR蒲田駅中 東急線(2F)改札近く

・激安コインロッカー
街中を散策していると激安コインロッカーを発見。激安コインロッカーはJR蒲田駅東口を出てまっすぐ、中央通りをまっすぐ進んだところにある。

サイズ関係なく1日100円の激安コインロッカーと書かれている

駅からは少し離れるが料金が圧倒的に安い。安さをとるならここがいいかも。珍スポットとして見に行くだけでもたのしいよ!実際他にも写真撮ってる人がいた(笑)

場所はこちら

懐かしの日本の味を食しに

蒲田といえば羽根つき餃子が有名だが、私が真っ先に向かったのは立ち食いそばの富士そば。よく会社の昼休みに食べに行ったものだった。トロントにうどん屋はあるがそば屋はなかった。

西口を出て目の前にあるアーケード街、サンライズ通りへ。
コロナ渦の中でも衛生的に対策して営業していた。ありがとう富士そば。

アーケード街に埼玉県発の山田うどんがあった。どうやら最近閉店したらしい。東京に山田うどんがあるのは唯一蒲田店だけだった。これもコロナの影響によるものなのか…

蒲田のフリーWi-Fiはとても快適

嬉しいことにサンライズ通りにはフリーWi-Fiがある。しかも結構速くて快適。蒲田駅前でもフリーWi-Fiがあったが速さではサンライズ通りの方が快適に使えた。帰国したばかりでSIMカードがないのでフリーWi-Fiスポットが欠かせない。

2週間のホテル暮らしがスタート

15時になったのでホテルに向かいチェックインしにいった。空港でも寝ていたがやはりベッドが恋しい。名前は出さないが西蒲田にあるビジネスホテルで1泊5,800円くらい。朝食付きなので安い方だと思う。

自分が帰国者であることを申告すると、帰国者はホテルで使える設備やサービスに制限があると言われた。

・朝食会場には進入禁止(つまり朝食抜き…)
・お部屋の清掃は毎日入らない、頼めば掃除してくれる
・コインランドリー使用不可だったかも、

コインランドリーに関しては明記されていたわけではないのだが、ホテルをチェックアウトする前日に使いたいと尋ねると(ちょっと躊躇されたが)一応使えた。うーん泊めてくれただけありがたいのだが帰国者=保菌者って扱われているような気分…こっちも泊まりたくて泊まってるわけじゃねーTT

泊まったお部屋はこんな感じ。

清潔感あるいいホテルだった

厚生労働省から毎日お電話が…

そういえば厚生労働省とLINEでお友達にならなければならないことを思い出し友だち登録を行った。友だち申請のQRコードはもらった書類に書かれている。

友だち登録をしたらアンケートに答えなければならない。これを2週間毎日行う。

書類には特に何時までにやらなきゃいけないなど書かれていなかったので回答はいつでもいいと思っているとつい忘れてしまう。

回答を忘れた次の日、父親から電話があり厚生労働省からアンケートに答えて、と電話がかかってきた。どうやらアンケートに答えているかどうかしっかり監視されているようだ。そこで具体的に何時までに回答を済ませればいいのか聞くと、14時ころまでには…とのこと。父親に電話がいったのは空港で渡した書類に父親の電話番号を記入したからだ。

それから14時までにはアンケートに回答するようにしていたが、毎日父親の電話に厚生労働省から電話がいくようになっていた(笑) LINEアンケート回答しているのに父親に電話確認するということは回答をチェックしていないのでは…?ともとれる。。

日本の電話番号SIMカードを手に入れる

蒲田周辺でSIMカードを即日発行してくれる会社を探すと、楽天モバイル、カメラのキタムラで作れるようだ。楽天モバイルがいまキャンペーンで1年無料で使えるそうなので店舗へ行くとコロナで休業中だった、、

楽天モバイルは都の緊急事態宣言により休業していた

楽天はあきらめ、京急蒲田駅にあるカメラのキタムラが開いていたのでLINEモバイルを即日発行してもらった。





蒲田のおすすめ店

もしこの記事を見ているあなたが蒲田へ来ることになったらおすすめしたいお店を紹介する。どれも私が社会人時代からよく通っていたお店だ。

24時間スーパー肉のハナマサ

自炊派でもそうでなくても食料品がとにかく安いのは肉のハナマサ。
名前に肉とついているが肉以外にもあるスーパーで特に肉が他店よりも新鮮で安い。惣菜コーナーのハナマサのカツサンドはとっても美味しい。

場所は蒲田駅からサンライズ通りをまっすぐ進み、アーケードの終端にある。

豚小間切れがやす~い。ホテルにはキッチンがなかったので買わなかった。。

肉のハナマサ

元祖中華つけ麺大王

昔っからある小汚い中華料理店だが(失礼)味は確かなもの。
深夜遅くまで営業していて夜のちょい飲みにも大活躍の店。
おすすめは揚げ春巻き。

中華つけ麺大王

そいやつけ麺は食べたことない。。

元祖中華つけ麺大王

羽根つき餃子 你好(ニーハオ)

蒲田は羽根つき餃子の発祥の地だそうで名店が3つある。歓迎(ホアンヨン)、金春(コンパル)、そして你好(ニーハオ)だ。
私は3店とも食べたことがあるが、你好が好みだった。(まあ大した違いは無いのだが(笑)

羽根つき餃子の名店、你好(ニーハオ)

ニイハオ 恵馨閣

豚番長

バーボンロードにある豚番長、いつも常連客でにぎわう人気の立ち飲み屋さんだ。メインは串焼きだが、時折こだわりの限定メニューもある。ドラマ下町ロケットにも登場したとか。(ちなみに大森にも同じ名で豚番長があるが関係はないとのこと)

バーボンロードを進むとある立ち飲み屋、豚番長

豚番長は立ち飲み店で常連客が多いのでお初だと入りづらいかもしれない。(実際私は一人では行かず友人に連れられ行っていた)系列店のバルバンチョ(京急蒲田駅近く)やボラチョバンチョ(蒲田駅西口)では系統が違った高コスパメニューが楽しめるので超おすすめだ。

豚番長

実際、蒲田なら二週間隔離なんてすぐだった。コロナによる都の緊急事態宣言で休業していたお店もあったがそれでも飲食店や居酒屋はお弁当を出して工夫して営業を継続させていた。

蒲田はとてもいい街だよ!!

アイキャッチ画像の元ネタ

アイキャッチ画像は漫画750(ナナハン)ライダー、蒲田は石井いさみ先生の地元だそうで蒲田西口すずらん通りにはこのような750ライダーのイラストが至る所にあった。石井先生はタッチのあだち充先生の師匠!

蒲田西口すずらん通りには750ライダーをいたるところで見かけることができる

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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