こんにちは、すん(@shunpostcom)です。
今回は限定されていない数量を表すQuantifiers(数量詞)を勉強します。
Some, Any, Many, Much, Few, Littleこれらすべては限定されていない数や量を表したいときに使うものです。意味は同じでも使えるシーンが異なります。迷いなく使い分けられるようにしましょ~
Some と Any
SomeとAnyの大きな違いは肯定文か否定文または疑問文かで変わることです。
Some
Someは多すぎず少なすぎず、50%くらいの決まっていない量を表すことができ、肯定文の中で使います。日本語訳だと「いくつかの、いくらかの」と訳すことができます。そして複数形の名詞(または数えられない名詞)の前に使います。
- He bought some books from Amazon. (彼はAmazonからいくつかの本を買った。)
- The children want some attention. (子供たちはいくらか注意を向けたい。)
Any
Anyは主に否定文または疑問文の中で使います。
そして、複数形の名詞(または数えられない名詞)の前で使えることはSomeと同じです。 否定文の中で使うとよりその否定を強調することができます。
Someと同じく50%くらいを表す意味、Manyのようにたくさんの数量の意味、Allのように全てを表す意味になることができます。なぜなら数量を聞くときは答えが分からないからですね。
- I don’t have any free time. (私は自由時間が全くない。)
- My son doesn’t want any pizza. (息子はピザをちっとも欲しがらない。)
- Do you have any siblings? (兄弟/姉妹はいる?)
- Does he need any help? (彼には助けが必要?)
また、肯定文でAnyを使う場合は強調させる意味で使われます。
- I need a pen. Any pen will do. (ペンが必要です。どんなペンでも構いません。)
Many と Much (Few と Little)
ManyとMuchは両方とも「たくさん」を意味します。
FewとLittleは両方とも「少ない」を意味します。
これらの違いは対象が「数」か「量」か、そして使うシチュエーションにあります。
Many (⇔Few)
Manyは大きな「数」を表し、肯定文/否定文/疑問文すべての中で使うことができます。複数形の名詞(数えられる名詞)の前で使います。
FewはManyの対義語です。
- You have many bags. (あなたはたくさんのかばんを持っている。)
- We don’t have many books for sale. (私たちは売るためのたくさんの本がない。)
- How many children do you have? (何人子どもがいますか?)
Much (⇔Little)
Muchは大きな「量」を表し、主に否定文/疑問文の中で使います。肯定文で使われるケースも見かけますが、間違いではありません。(ただ、肯定文の中で使われるとかなりフォーマルに聞こえます。)
LittleはMuchの対義語です。
- He wasn’t much help on moving day. (彼は引っ越しの日にたくさん手伝わなかった。)
- How much sugar do you want? (どれくらい(の量の)砂糖が欲しい?)
- How much does it cost? (それはいくらですか?)
- Much time was wasted that day. (あの日はたくさんの時間を無駄にした。)
まとめ
Some | Any | |
意味 | いくらかの(50%くらい) | いくらかの(0~100%くらい、状況により異なる) |
使い方 | ・肯定文の中 ・複数形の名詞の前 ・数えられない名詞の前 | ・否定文の中(否定を強調する)、疑問文の中(答えが不明のため) ・複数形の名詞の前 ・数えられない名詞の前 |
Many (⇔Few) | Much (⇔Little) | |
意味 | たくさんの (⇔少ない)数 | たくさんの (⇔少ない)量 |
使い方 | ・肯定文/否定文/疑問文どの中でも使える ・複数形の名詞の前 | ・主に否定文/疑問文の中で使える。肯定文の中でも使えるがかなりフォーマル ・数えられない名詞の前 |
以上、Quantifiers(数量詞)についてでした。数量詞はまだありますので、後日シェアしようと思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。